園での取り組み

令和7年度とうきょうすくわくプログラムの取り組み

2025.07.01
テーマ 「忍者体験」
忍者が園にやってきた!


日付 2025年7月1日
2025年11月11日
対象学年 年中組
内容 忍者が年中組のお友だちに会いに園まで来てくださいました。

●テーマの設定理由●

私どもの園は「遊びと学びのバランス」を意識し、様々な体験をすることで子どもたちが楽しく取り組むことを大切に教育・保育しています。また、広い土の園庭や体育館、温水プール等施設が充実しています。子どもたちは「忍たま乱太郎」が好きで、乱太郎が行っている忍術学校での忍者の修行に興味を持ち、自分たちも「本物の忍者に忍術を教わって乱太郎のようなことができるようになりたい。」と興味を示していました。
 そこで、園の充実した施設を使い、忍者についての知識を深めたり、忍者から忍術を伝授されたり、手裏剣の折り紙を折ったりする等、様々な体験をする中で、子どもたちが一人前の忍者になることを目指して、頭と体をたくさん動かし、主体的に考え行動できると考えました。また、挨拶ができる子どもたちが多くない状況があり、礼儀を重んじる忍者を目指すことで挨拶や礼儀を身につけると考えました。

 

●活動スケジュール●

1

2025年7月1日(火)

第1回)講師による忍者体験

2

2025年7月

忍者体験で教えていただいたことの復習

忍者体験で教えてもらった手裏剣を折り紙で折ってみよう。

忍者修行の復習:折り紙手裏剣を投げてみよう。

3

2025年9月①

水泳活動:水鉄砲を使い的当

4

2025年9月②

体幹:ドレミマーカーを用い、手足を使って前に進もう。

的当:正しい投げ方を理解する。的にボールを当てる。

ほふく前進・はいはい歩き

:「レインボートンネル」の中をほふく前進やはいはい歩きをする。

5

2025年10月①

サーキット:先生の指示を覚えてやってみよう。

ラバーリングを用いたジャンプ

6

2025年10月②

サーキット:先生の指示を覚えてやってみよう。

エバテムIを用い、その上を落ちないようにバランスを取って歩く。

7

2025年11月11日

第2回)講師による忍者体験

8

2025年11月

忍者体験の復習 忍び足等

折り紙で剣を作ろう

9

2025年11月

サーキット:自分たちでサーキットを考えて実際にやってみよう。

折り紙で手裏剣を作ろう

10

2025年12月

サーキット:自分たちでサーキットを考えて実際にやってみよう。

11

2025年12月

サーキット:お友だちが考えたサーキット、教えてもらった通りにできるかな?

 

【1】【講師による忍者体験】Aグループ(もも組35名)

Bグループ(たんぽぽ組16名・すみれ組19名:計35名)

 ※A・Bチーム、それぞれ同様のことを実施する。

 ☆9:20 講師来園・準備開始

 ★10:20~11:05 Aチーム(もも組)忍者体験

 ★11:30~12:15 Bチーム(たんぽぽ組・すみれ組)忍者体験

①2025年7月1日(火) 予備日7月2日(水)

②2025年11月11日(火) 予備日11月12日(水)

 ◇場所:園庭 ◇内容:忍者体験 ◇準備するもの:テント2張り・園児コップ・水4本

【プログラム内容】

 第1回 ①忍者のヒミツクイズ

(忍者って何をしていたのか?忍者の武具や生活について知ろう)

 ②【体験1】忍び足チャレンジ(音を立てず歩こう)

 ③【体験2】手裏剣投げ *3チームに分かれ、1人ずつ行う。

 ④忍者との記念撮影

 第2回 ①第1回の復習 1)忍者とは? 2)忍び足 3)手裏剣投げ

     ②【体験】剣術を伝授

     ③忍者との記念撮影

【2】園内修行 月2回を目安に、クラスごとに実施する。

≪実施プログラム≫

 ①修行その1:体幹を鍛える 「ドレミマーカー」を用い、手と足を使って前に進む。

 ②修行その2:的当 (1)水鉄砲で的を射る。

          (2)「ターゲットゲーム」を用い、ボールをボードに当てる。

③修行その3:俊敏性を養う 「ラバーリング」を置き、その上を素早く走る。

④修行その4:ほふく前進・はいはい歩き:「レインボートンネル」の中を、ほふく前進やはいはい歩きをする。

⑤修行その5:指示を理解する・運動能力を高める●サーキット→修行①②(2)③④を先生の指示に従って連続して行う。

⑥修行その6:巧緻性・指示理解等:①いろいろな折り紙の手裏剣の紹介

              ②折り紙の手裏剣を実際に折る

                  ③手裏剣を投げる

(他児に当たらないように注意すること)

⑦修行その7:毎日の生活の中で、改めて「あいさつ」や相手に対する「礼儀」を大切にする。

≪2025年7月1日≫

忍者が年中組のお友だちに会いに園まで来てくださいました。
園児たちは忍者を見るなり、「忍たま乱太郎」に出てくる忍者と同じ格好をしていたことにビックリ!
「忍者って本当にいたんだね。」と目をキラキラと輝かせていました。

☆忍者から伝授☆

忍者についての豆知識
忍者修行 その①「忍び足」 音を立てず歩こう
忍者修行 その②「手裏剣投げ」 手裏剣の投げ方を丁寧に教えてもらい、実際に手裏剣をなげてみました。

≪2025年11月11日≫

☆忍者から伝授☆

前回までの復習 「忍び足」「手裏剣投げ」
忍者修行 その③「剣術」 剣術の心得を聞き、実演をしてもらいました。
実際に、剣術修行を行いました。

 

【活動中の園児の姿や声】

【1】講師による忍者体験

 □講師の服装を見て、「忍者が合いに来てくれた。」と歓声が上がった。

 ⇒これから何を教えてもらえるのか、何が始まるのか、ワクワクした表情であった。

 □ほとんどの園児が意欲的に参加した。

  1,2名は少し離れたところから先生と一緒に体験の様子を眺め、興味を示した際は輪の中に入っていた。

 □忍者から「挨拶の大切さ」「礼を尽くすこと」を教えてもらい、忍者のあいさつ「ハッ」を教えてもらい一緒に行った際、話を真剣に聞いている園児が多かった。忍者の挨拶は最初恥ずかしそうにしている園児たちが多かったが、何度も声を出すうちに、お腹から大きな声で言うことができた。

 □忍び足を教えてもらい実践した。

 ⇒真剣にやり方を見ていたがなかなかうまくはいかなかった。講師の方がアドバイスしてくださり、できると「上手だね」「できているよ」と言葉かけをしてくださったので、

  がんばってやっていた。先生たちは一緒に忍び足を行う人や、うまくできない園児の側に寄り添っていた。

 □手裏剣という道具について、種類や投げ方を教えていただいた。

  ⇒本物の手裏剣を見て目を輝かせている園児が多かった。

  ⇒自分たちも手裏剣を投げることができると聞いてやる気満々であった。

  ⇒グループに分かれ、そこに講師の方や先生が2人ずつついた。先生は園児たちに投げ方を助言し、的に手裏剣が刺さる度に「上手」「すごい」「本物の忍者になったみたいだね」などと、褒める言葉かけを続けた。

  園児たちは真剣に的に当たるように頑張っていた。順番待ちをしている園児たちは投げている園児に「がんばれ」「がんばれ」と応援をしていた。

  □剣術について扱い方を教えていただき、実際に剣をふった。

  ⇒鬼滅の刃を思い浮かべる園児たちが多く、そのキャラクターになりきって真剣に剣をふった。女児も嫌がることなく、「えい」と大きな声を出しながら剣をふっていた。

  ⇒2グループに分かれ、攻める方と受ける方を経験した。間合いを取るのが難しかったので、先生たちが声掛けをしながらぶつからないように注意した。

  □忍者に対して、体験を開始する際は「よろしくお願いします。」、体験終了する時は「ありがとうございました。」と大きな声であいさつすることができた。

   終了後は「たのしかったね。」「本物の忍者に会えたね。」と感想を言っていた。

【2】園内修行

 □折り紙:手裏剣や剣を制作した。

 ⇒「忍者とやった手裏剣(剣)の方がいいな」と言う園児も見受けられた。

 ⇒先生たちが「自分だけの手作り手裏剣(剣)をつくろう」と声掛けをし、園児たちもやる気になっていた。

 ⇒手裏剣は自分で2色の折り紙を選んだが、「僕はこの色がいい」「赤と青が好きだからこれにする」と言いながら折り紙を選んだり、お友だち同士で相談しながら折り紙を選びお揃いにしている園児もいた。

 ⇒先生の説明を真剣に聞きながら手裏剣を制作していた。うまくいかない園児に対しては、先生たちが個別に教えるなどして完成まで持って行った。

 「できた~」と言って、完成を喜んでいる園児が多かった。実際に講師に教わった投げ方で手裏剣を投げてみたが、本物の手裏剣よりも軽いこと、投げるのが難しいことを体験していた。

  □サーキット等

 ⇒一つ一つ、新しい遊具を使う際、先生からの注意事項とやり方を目と心を向けて聞く園児が多く見られた。新しい遊具や新しいことをやることに対してわくわくするような表情が見られた。

 ⇒サーキット:先生の話を聞いていなかった園児は「どうするんだっけ?」と立ち止まる場面もあったが、比較的スムーズに行うことができた。

  お友だちのやっている様子をジーっと見て覚えている園児もいた。

  「つかれた」という園児も見受けられたが、園児の多くはニコニコ笑顔で楽しそうに行っていた。

  お友だちに「こうやるんだよ」と教え合う様子も見られた。

 ⇒驚いたのは、ハイハイができない年少児が多かったことだ。先生たちがやり方を説明しアドバイスしながらやっていくうちに少しずつできるようになっていった。

★先生たちの振り返り★

□忍者体験:論語の「知好楽」は本当であると感じた。また、物事を知ってもらうためには、「楽しむ」ことが一番であるなと感じた。実際園児たちも、本物の忍者から「手裏剣」や「剣術」、「忍び足」などを教わる際、ワクワクした表情を見せ、忍者の話をしっかりと聞き、「忍者のように手裏剣を上手に投げたい。」と取り組んでいた。そして、忍者体験終了後「楽しかった。もっと手裏剣が上手になりたいね。」などと話している園児たちもいた。園児たちから「心をワクワクさせて、物事に取り組む」ことの重要性を教えてもらった。今後は、保育をするにあたり、園児たちが興味関心を持つような「言葉かけ」等を意識していきたいと感じた。また、先生側も保育を「楽しんで行う」ことが大切であると感じた。

 □園内修行:ハイハイができない年少児が多くいることに驚いた。しかし、やり方を丁寧に教えることで少しずつできるようになってきたので、継続して行っていきたい。私たちが思っている以上に園児たちの身体能力は高くない。今回使用した遊具等を活用し、「楽しみながら活動を行っていく」ことを念頭に入れて、体操活動を継続して行っていきたいと思う。

 

 

 

7月1日 忍者の手裏剣の解説

手裏剣の実演

手裏剣の実演

手裏剣の実演

剣術の実演