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園紹介

■沿革■
本園は昭和27年4月に石井隆三氏によって創立されました。氏は戦後の社会の混乱、荒廃をたて直すには先ず明日の社会を担う少年の教育から始めなければならないという信念に基づき当園を設立しました。初代園長は、日本で初めて公衆衛生学で医学博士の学位を授与された石井チヨ氏が務めました。
現在に至るまで60年以上の歴史を誇る伝統ある幼稚園です。大きな樹木に囲まれた開放的な園庭の豊かな環境の中で、現在に至るまで5000名以上の卒園生が巣立っています。卒園生は社会に出てそれぞれが第一線で活躍されています。一環した教育理念に基づき、教職員一丸となって次の次代も見据えた幼児教育に取組んでいます。皆様のご入園を心よりお待ちしております。

本園の使命
幼児は例えるならば春を待ってむくむくと膨らんでいる木々の新芽と言っても良いでしょう。いつも傍にいて見守ってくれている保護者の皆様の深く温かい愛情と理解の下に大きく成長・発達していきます。
一方では、将来に向けて集団生活を通して、良い環境、良い設備、良い保育者の輪の中で社会性や協調性を一歩一歩向上させながら保健、衛生面に留意して、基本的な生活習慣を身につけ、順応性を発揮していかなければなりません。また、良好な人間関係を築く上で必要な社交性、明朗性を把握し、その生涯を通じての幸福の基盤を樹立させなければなりません。
子ども達一人一人が生まれながらに持っている豊な素質を自由で楽しい遊びを通した園生活の中から描き出して、伸び伸びと大らかに成長することを援助するのが赤羽幼稚園の使命であり、創立の趣旨であると考えています。

教育の目標
1.基本的な生活習慣を確立させ、健康的な身体と精神の発達を促し、その調和を図る。
2.集団生活を通して、積極的に集団に参加する態度を養い、協調性や他者への思いやりの心を育む。
3.身の回りの環境に積極的に関わることで、事物・事象に対する興味・関心を引き出し、正しい理解と態度を養う。
4.言葉(挨拶を含め)の使い方を指導し、正しい日本語を使えるようにする。
5.音楽・絵画・絵本を含め表現することへの興味・関心を引き出し、豊な感性を育てるとともに創造性を豊にする。
★私どもの園では、文部科学省公示の幼稚園教育要領に基づき、独自の教育・保育理念を織り交ぜながら教育・保育を行っています。

■園長から保護者のみなさまへ■
~子どもの世界「遊び」について~

赤羽幼稚園に在園する幼児は満3歳~6歳の年齢です。園の庭には、法律で定められている遊具が設定されています。子ども達は、ブランコやすべり台が大好きでよく遊んでいます。それぞれの遊具には、遊び方があります。

ブランコで遊ぶ時は、前後に人がいないか確かめて、ゆっくりこぎはじめ、降りる時は、ブランコが止まってから降りるように指導しているのですが、年長になって身体も成長し、自信がついてくると、飛び降りをする子がいます。ブランコをこぎながら、前へ振った時にタイミングを取って、手を離して前方に飛び出すのです。

ほとんどの場合は、何事もないのですが、勢いあまって前につんのめり、頭を打ったり、腕を怪我したりする子がいます。幼児の身体は大人と異なり、大体5等身くらいで、頭部が大きくかつ重いため、どうしても前方あるいは後方に倒れ易いのです。危険な遊びを見つけた時は、やめる様に注意するか、大怪我をしないように転び方を教えるか頭の痛いところです。

その他にも色々な遊具がありますが、何といっても幼児が一番夢中になるのは砂遊びでしょう。それも単に砂場でお山を作ったり、トンネルを掘ったりするのでなく、園庭全体に砂を持ち出して、庭の隅に穴を掘り、溝を掘って水路を作り、水を流したりします。もう一つ、お団子作りも大好きです。小さな手で砂を一生懸命握って、まん丸でカチカチのお団子を作ります。これに白い砂をかけて、満足そうにしています。子ども達が帰った後、すべり台の陰やプランターの後ろにお団子がたくさん隠してあります。翌日、登園して来ると、「あった、あった。」と喜んでいます。宝物なのでしょう。

当園の庭は、土なので子ども達のあけた穴を埋めるのが男性職員の日課です。また、砂場の砂は、子ども達が持ち出して庭にまいてしまうので、年に3回は新しい砂を入れ替えています。とにかく、幼児にとって土いじりや砂遊びほど楽しいことはありません。器具を使った遊びと違う点は、人間の本能に根ざした行動なので、飽きることがないのでしょう。土の上にべったりとお尻をついて、夢中で穴を掘っている姿は、大人の私もつい一緒にやりたくなります。

女の子も男の子も、土や砂で洋服が汚れたり、髪の毛の中に砂が入っても平気で遊んでいます。土いじりの楽しみは、自然と触れることにもあります。庭の土の中には、ミミズや幼虫が住んでいます。生き物を見つけた時の幼児たちの騒ぎは大変なものです。

その他、創造性を育てるにも砂遊びは適しています。幼児は、砂を色々な種類に分けて遊んでいます。山を作る時は、砂場の真ん中に湿った重い砂をつき固めて、下部を作り、頂上には庭から集めて来た乾いた砂をふりかけて、雪に見たてています。大人が見れば、同じ砂なのですが、子ども達は、「黒砂」「ネバ砂」「白砂」などと呼んで区別して使っているのです。

トンネル掘りも大変な知恵を発揮します。ただ砂山に、穴をあけるのでは弱い事をよく知っていて、パイプや砂遊びのおもちゃを上手に使って、立派なトンネルを作ります。幼児の創造力には、本当に驚かされます。当園のお母さん方は、洗濯が大変です。遊び着のポケットからは、砂が一杯出てきますし、靴は土だらけです。しかし、子どもの遊び着が汚れていない方が、もっと心配なのではないでしょうか。

子どもの手足、着衣の汚れは、健康のバロメーターです。昼間よく遊んだ子どもは夕食もたくさん食べられますし、夜もぐっすり寝られるからです。そしてこのことは、朝の生活リズムにも良い影響を与え、健康的な生活習慣の基礎にもなります。当園の子ども達は外遊びが大好きです。毎日新しい発見をしています。身体全体を使って遊びに熱中しています。