赤羽幼稚園創立60周年記念行事

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赤羽幼稚園創立60周年記念

赤羽幼稚園創立60周年記念行事のお知らせ

本年度創立60周年を迎えるにあたり、私の思いを述べさせていただきます。
創立50周年の際はごく内輪の行事を行いました。
卒園児さんの皆さんには記念の園の名入りボールペンと紅白のおまんじゅうをお渡ししました。
関係者の皆様には園の名入りボールペンをお配りしました。

しかし、今回は大きな行事を行うことにしました。
なぜ卒園生のみなさん、関係者の皆様にお集まりいただきたくなったのか、私の気持ちをお話いたします。
8年ほど前まだ二代目の園舎のときの事ですが、夏休みに入って間もなく、私が一人で執務をしていた時、中年男性がお一人で来園されました。
私が観たところ酷くやせていて体調も優れないように見受けられました。

お話を伺ったところ、昨年大きな手術受けて体調が思わしくなく仕事に復帰する見通しもたたないとのことでした。
そうして現在は横浜に住んでいるが、子どものころは赤羽に住んでいたとのことでした。
「たしか、赤羽幼稚園に通っていたと思う」とおっしゃるのです。
そこで私が何か記憶にあるものはないかとお聞きしたところ、「小さかったので、確かではないが、あの大きな樹を見てあの樹と、木の葉の間からこぼれてくるキラキラした光を思い出した。」
しばらくお話をしてから別れ際に園章をおわたしすると、
「ああ、このバッチは覚えています。」ととても嬉しそうにしていました。
この方は古い思い出を確認するために赤羽に来て、赤羽幼稚園を探しだしたのです。

それともうひとつ昨年三十代の卒園生とお話をした折に、「私たち赤羽台東小学校も赤羽台中学校も無くなってしまい、残っているのは赤羽幼稚園だけなんですよ。」という言葉を聴きました。
人にとって子どもの頃の思い出に繋がる物や人が無くなることは、
自分の人生の一部が欠けてしまうことなのだと気づきました。
そんなことがあったので創立60周年はできるだけ多くの人が集まる場にしたいと思った次第です。

最後になりましたが、赤羽幼稚園の60周年を迎えるに際して、昭和32年から昭和39年まで、桐ヶ丘1丁目にあった当園の姉妹園の私立桐ヶ丘幼稚園の卒園生の皆様で記念行事に参加していただける方がいらっしゃいましたら是非ご出席ください。

桐ヶ丘幼稚園の学籍簿や写真は今でも赤羽幼稚園に保管してあります。

平成24年5月吉日
赤羽幼稚園 園長 石井 正隆

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